こんにちは 金沢学習塾 プロアクティブ金沢港校 塾長の木原です。
予定表やスケジュールに沿って、勉強の指示をおこなっても「部活動が忙しくて…」
とお子さんに言われることは多々あると思います。


部活動がどんなに忙しくても、授業は関係なく進んでしまいます。
しかし、当の本人にとっては眠かったり、疲れているのは事実。

ですから、忙しい時ほど短時間で効率よくやることが大切になるとお子さんに理解してもらう必要があります。


人間はついつい、「週末にまとめてやろう」「明日倍やろう」と先延ばしにする傾向があります。
きつい時は、追い込むのではなく、トレーニングの負荷を下げることが重要なのです。

つまり、5教科すべてや通常と同じ量の宿題をやるのではなく、
本人がやりやすい強化を中心に10分からでもよいので、スタートしましょう。

当日のインプット量は減りますが、習慣化を継続する意味では大きな効果となります。
普段よりも厳しい状況にも拘わらず、「やり切れた」自信がお子さんに身に付き、
また、慣れることによって徐々に勉強量も増えていきます


また、本当に部活動が忙しかったのか、
つまり、根本原因を一緒に探ることも大切です。

例えば、部活動でハードな練習だったとしても、いつもと同じ時間に寝ていたら、
相対的な回復時間は足りないので、疲れも取れません。

その結果、集中力や判断力が低下し、勉強もままならない負のスパイラルに突入してしまいます。
この場合、「早めにお風呂に促す」「テレビを家族としても見ない」といった形で、
お子さんの睡眠を誘引させることが有効かもしれません。


子どもたちも、学校生活や部活動、交友関係と大人と変わらず「忙しい」ものです。
パフォーマンスが普段よりも低下している時こそ、上手にマネジメントしてください。