高校受験、大学受験に必要な素数の定義で4n+1,4n+3以外、教えてください。

受験の整数問題で (4で割ったあまり)以外に押さえておくべき素数の表現形式と性質は、主に「割り切れないあまり(剰余)による分類」「難関校で差がつく重要公式・性質」です。

1. )の形【最重要】

  • 内容: 2と3以外の素数は、すべて または )の形になります。

  • 理由: 6で割ったあまりは のいずれかですが、

    • は 2の倍数(偶数)

    • は 3の倍数 のため、素数になり得る候補は )しか残りません。

  • 受験での使い方: 「 が 5 以上の素数のとき…」という証明・絞り込み問題で、 と置く解法が超頻出です。

2. )の形

  • 内容: 3以外の素数は、すべて または の形になります。

  • 使いどころ: よりも条件がゆるいものの、3の倍数判定と組み合わせて「素数であることを証明する」問題や余りの周期性を考える問題で使われます。

3. は 24 の倍数( の素数)

  • 内容: 5以上の素数 について、 は必ず 24 の倍数になります。

  • 理由:

    • と因数分解できます。

    • は連続する偶数なので、一方は4の倍数、他方は2の倍数となり、積は 8の倍数 です。

    • は3の倍数ではないため、 のどちらかが 3の倍数 です。

    • したがって、積は の倍数になります。

  • 受験での使いどころ: 難関高校・大学入試で「 が24で割り切れることを示せ」という形でそのまま出題されます。

4. 素数の代数的な性質(ユークリッドの補題)

  • 内容: 「素数 が積 を割り切るなら、 または の少なくとも一方を割り切る」

  • 使いどころ: 合成数では成り立たない(例:6が を割り切るからといって、6は2も3も割り切らない)、素数特有の性質です。不定方程式で の形に因数分解し、積の候補を絞り込む際の論理的根拠として必須になります。