ACの長さを求める正弦定理

与えられた画像の情報から、ACの長さを求める最もエレガントな解法(正弦定理を用いた方法)を解説します。

実は、∠ A = 90°、∠ C = 90° であることから、この四角形ABCD は対角線 BD を直径とする円に内接していることがわかります。

💡 解法のポイント(図解イメージ)

          A 
/  \ /      \ /        \ B---------------------D ← 直径 BD = 6 の円が 4点 A,B,C,の円周にある
\         /  
   \     /  
    C 

 

  1. 対角の和が180° (∠ A + ∠ C = 90° + 90°= 180°) なので、四角形 ABCD は一つの円に内接します。

  2. この円の直径は BD = 6 となります。

✍️ 計算のステップ

ステップ 1: ∠ ADC の大きさを求める

  • ∠ BAD は ∠ A = 90°AB = AD の直角二等辺三角形なので、∠ ADB = 45° です。

  • 問題の図より、∠ BDC = 30° です。

したがって、全体の角 ∠ ADC は以下のようになります。

∠ ADC = ∠ ADB + ∠ BDC = 45° + 30°= 75°

ステップ 2: △ ADC に正弦定理を適用する

△ ADC の外接円の直径は BD = 6 です。正弦定理より、以下の関係が成り立ちます。

AC/sin(∠ ADC) = (外接円の直径)
AC = 6 ・sin(75°)
ステップ 3: \sin(75°) の値を計算して代入する

sin(75°) は、加法定理を使って以下のように求められます。

sin(75°) = sin(45° + 30°)
sin(75°) = sin(45°)cos(30°) + cos(45°)sin(30°)
sin(75°) = √2/2・√3/2 + √2/2・1/2 = (√6+√2)/4

これを$AC の式に代入します。

AC = 6・(√6+√2)/4 = 3(√6+√2)/2

📌 答え

AC = 3(√6+√2)/2