2026.03.22
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受験で手こずる連立方程式の立式のコツ
受験で手こずる連立方程式の立式のコツ
受験数学の連立方程式で「式が立てられない」と悩むのは、多くの受験生が通る道です。立式のコツは、文章を数学の言葉に翻訳する「型」を身につけることにあります。
以下のステップを意識するだけで、格段に立式しやすくなります。
1. 何を x,y にするか決める
問題の最後に書かれている「〜を求めなさい」という部分をそのまま xとyに置くのが鉄則です。
例:りんごの個数を x、みかんの個数をy とする。
注意: 「速さ・時間・距離」や「食塩水の濃度」の問題では、単位はそろえましょう。
時速kmは、道のりkm÷時間1時間
分速に直すと、道のり1000m÷60分(1時間×60)=分速50/3分(100/6でOK)
秒速に直すと、道のり1000m÷3600秒(1時間×60×60)=秒速5/18秒(100/360でOK)
2. 文章の「は・が・では」を「=」に置き換える
日本語の助詞は、数学の記号に直結します。
「〜の合計は15個」 ⇒ ~ = 15
「〜の代金が4200円」 ⇒ ~ =4200
文章をこの「=」の前後で区切ると、左辺(~)に書くべき内容が見えてきます。
3. 「数量の合計」と「別の単位の合計」で2式作る
連立方程式は、必ず2つの切り口で式を作る必要があります。
パターンA(個数と金額):
個数の合計: x+y=(合計個数)
金額の合計: (単価1)x+(単価2)y=(合計金額)
パターンB(速さ・時間・距離):
距離の合計: x+y=(全距離)
時間の合計:x/速さ1+y/速さ2= (合計時間)
4. 複雑な問題は「表」や「図」で整理する
頭の中だけで考えず、情報を整理する枠組みを使いましょう。
食塩水: 「食塩水全体の重さ」と「溶けている塩の重さ」で2式立てます。
ビーカーの絵を描いて、中に塩の重さを書き込むと視覚的に分かりやすくなります。
増減(%): 「昨年の人数」を x,y と置き、「増減分だけ」に注目した式を作ると計算が楽になります。
5. 答えの形をチェックする
・分子、分母で約分できるとき、双方かけ算の形のままで約分した方が計算しやすいです。
・連立方程式のxもしくはyの係数をそろえるとき、かけ算のほか割り算も有効に使えます。
15x+35y=75…➀ ⇒ すべて5で割れるので 3x+7y=15…➀’
6xー 8y= 8…➁ ⇒ すべて偶数なので 3x-4y= 4…➁’
➀’ー➁’ 11y=11 y=1 代入して x=8/3
➀’、➁’双方等式が成り立ち、適。
・計算が終わった後、 連立方程式の双方にxとyの値を代入して合っているか検算することができます。
・x、yが不自然な値(個数がマイナスなど)になっていないか確認してください。
文章題では、必ず最後に「問題の答え」として単位をつけて回答することが重要です。