2026.03.19
お知らせ
理科の計算の基本は、比の計算とみはじであってますか?
理科の計算の基本は、比の計算とみはじであってますか?
基本的にはその通りです!理科の計算問題(特に物理や化学)の多くは、その2つを使いこなせれば解けます。
ただ、よりスムーズに解くために以下のポイントを意識しておくと完璧です。
「みはじ(はじき)」の限界
速さ・密度・オームの法則などはこれでいけますが、公式が増えてくるとすべてを円で覚えるのは大変になります。「単位(km/hなど)を見れば、どの数字を割ればいいか分かる」という状態を目指すと、公式を忘れても自力で解けるようになります。
「比(比例)」の万能さ
理科で最も大切なのはこちらです。「水100gに塩が20g溶けるなら、水200gなら40g」といった比例関係を見つける力が、計算ミスの防止に直結します。 100:20=200:x ⇒ x=200×20÷100=40
まずは「みはじ」で公式を確実に使いつつ、少しずつ「単位の意味」を考えるクセをつけるのが一番の近道ですよ。
密度、圧力、オームの計算を簡単に出来るノウハウを教えてください!
理科の計算でつまずきやすい「密度・圧力・オームの法則」を攻略するノウハウをまとめました。
「みはじ」の形を借りつつ、単位そのものをヒントにするのが一番確実で簡単な方法です。
1. 密度:単位は計算の「説明書」
密度の単位 は、実は計算式そのものを表しています
ノウハウ:単位の「/(スラッシュ)」を「÷(わる)」と読み替えましょう。
式:(質量 体積)
図で覚えるなら:上が「グラム(質量)」、下が「体積と密度」の「てんとう虫」型で覚えられます。
2. 圧力:面積の単位変換がカギ
圧力も密度と同じく、単位 (パスカル:)が公式を教えてくれています
ノウハウ:(力 面積)と覚えればOK。
注意点:問題では面積が で出ることが多いですが、公式は必ず を使います。
変換のコツ: なので、 です。「 から にするときは小数点を左に4つ動かす」と決め打ちするのが一番速いです。
3. オームの法則:語呂合わせで一発
電気回路の計算は、文字の並びで覚えるのが効率的です。
ノウハウ:「VRI(ブリ)」 または 「VIR(ビル)」 と覚えましょう。
V(電圧)が一番上、I(電流)と R(抵抗)が横並びの関係です。
図の形:
電圧 Vを求めたいなら、I・R(横並びはかけ算)
電流 I や抵抗R を求めたいなら、上にあるVをもう一方で割る(縦はわり算)
まとめ表
項目 覚え方(図のイメージ) 単位のヒント
密度 上:質量(g) / 下:体積(㎠)・密度
圧力 上:力(N) / 下:面積(㎡)・圧力
オーム 上:電圧(V) / 下:電流(I)・抵抗(R) (ブリ/ビル)
この中でも特に単位の「/」は割り算の棒だという意識を持つと、他の新しい公式が出てきても自分で作れるようになりますよ。
並列回路直列回路のⅤRIやワットの求め方のコツ
並列・直列の計算は、公式をバラバラに覚えるのではなく「図の中に数字を書き込む」のが一番の近道です。
1. 回路図の「3段シート」で解く
回路図の各抵抗の横に、「V・I・R」の3段セットを書き込むスペースを作りましょう。
V (電圧)
I (電流)
R (抵抗)
この3つのうち2つが埋まれば、残り1つはオームの法則()で自動的に決まります。
2. 直列と並列の「性格」を見極める
計算をラクにするための「合言葉」を覚えましょう。
直列回路 =「電流(I)が主役」
一本道なので、電流(I)はどこでも同じ。
電圧(V)は各抵抗に振り分けられる(足し算)。
全体の抵抗は単純な足し算。
並列回路 =「電圧(V)が主役」
枝分かれしているので、電圧(V)はどこでも同じ。
電流(I)は各ルートに分かれる(足し算)。
全体の抵抗は、個々の抵抗より必ず小さくなる(※計算が面倒なら「全体の電圧 ÷ 全体の電流」で出すのが楽)。
3. ワット(W)は「力技(ちからわざ)」で覚える
電力(W)は、どれだけ仕事をしたかのパワーです。
コツ:「ワット(W)= 電圧(V)× 電流(I)」
語呂合わせ:「ワ(W)= ブ(V)イ(I)」。
ヒント:オームの法則で や を出した後、最後にそれらをかけ算するだけです。
最強の解法手順
図の中に V, I, R を書く。
「同じ数字」を埋める。(直列なら 、並列なら をコピーする)
2つ埋まった場所からオームの法則で3つ目を出す。
最後に をして W を出す。
この手順なら、公式を迷わずに済みます。